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メッセージ

はじめまして、カウンセラーの森久美子です。
今、私たちは長引く不況の波にのまれたまま、TVでニュースなどを見たりしても、気が滅入る話題ばかりで、社会全体に沈滞したムードが漂っている中を生きています。
また、たとえこうした時代であったとしても、もし家庭が安心して休める場所であったら、それぞれの家庭で、それなりに癒されたり、安らげたりするはずですが…
どうやら、その家庭も核家族化が進んだことにより、良くなった側面もありながら、実際は家族同士の絆が弱まってきていることも現実です。また学校や職場においても、いじめやいやがらせなど、こういうことが実際に多発しているため、そのことにより薬物理療を受けたり、また最悪のケースとして自殺をされた方もたくさんみえます。

最初から暗いことを書いてしまいましたが、それはある意味、現在の私たちは逆境の時代を生きているという現実をお伝えしようと思ったからです。

なぜなら、その“逆境の時代を生きている”という、私たちの現在地を、まず認識したほうが、“今を生きる”ということがしっかりできると思うからです。

今までは(バブルがはじけてアメリカ不況が起きる前まで)、高学歴で高収入を得られる人になることが幸福な人生を送れるのだ というのが、この国、日本の社会風潮でした。
もちろん、勉強することは素晴らしいことです。専門的な勉強をする人がいなければ国の能力は衰えていってしまいます。またお金儲けも、もちろん悪いことだとは思いません。
お金がないと生きてはいけませんし、またお金は非常に便利です。そのお金によって、自分の夢や希望をかなえたり、あるいは困っている人を助けることにも使えます。

問題は、全ての人がそういう人にならなければ、幸福感が得られない社会になってしまったことです。それにはいくつもの原因があるかと思いますが、ここではあえて省きます。

私がメッセージの中で一番伝えたいことは、たとえあなたが高学歴でなかったとしても、また高収入を得られる人でないとしても、あなた自身が自分という人間を、世の中で活かすことができているという感覚をもつことができ、またそのことによって生きていけることが、本来の幸せにつながっていくということです。

そして自分に合った、無理のない生活のサイズの中で、自分自身が楽しめる趣味や生きがいをもっていること、また自分に愛するものが(家族や友達、同僚、ペット、etc…)あること、これらが、あなたに生きる力を与えてくれます。

そうあるためには、今までの物質社会の中で仰がれてきた肯定感から、自分を解放することです。言い換えると、自ら肯定できる自分を培っていくことが大切だと思います。
 
また自分で自分を肯定する生き方には、他者と自分を比較したり、あるいは他者との競争に明け暮れる必要はありません。他者によって肯定されたいうちは、そのことに多くのエネルギーが費やされてしまいます。よって、自分のペースで自分らしく生きられる人生を創造していくことが難しくなってしまいます。
私は、西側社会(オーストラリア)で約2年間暮らしていた経験があります。最初の年にずいぶん生きづらさを感じたのは、言葉の壁と文化の違いにぶつかって、自分自身も他者にどう思われるかに、かなりのエネルギーをとられていたことです。そしてだんだん気が付いてきたことは、私が自分を伸び伸びと表現できなかったのは、日本特有の言葉、世間というものを意識していたからだと気が付きました。

最初のうちは、私も知らないうちに、実際は実体のない世間という枠の中に、自分を閉じ込めてしまっていたようです。それゆえ、しばらくは孤独感に押し潰されそうな日々を過ごしていました。でも今から思うと、それはとてもいい経験だったといえます。なぜなら、それゆえ、そういう大変な自分をまず認め、その自分をオープンにしざるを得なかったからです。そして自分が勝手に作り上げていた世間体というものから徐々に自分を解放し、以前よりも、うんと自由になっていくことができました。そして、さらに自分らしく生きられる心地良さを培うことができました。

社会と世間というのは、似ているようで実は違います。
社会というのは、自分以外の他者で成り立っているわけですから、ルールとマナーは必要です。したがって、法律を無視すればするほど、私たちは不自由になってしまいます。またマナーのない態度では、社会において快く受け入れてもらうことは難しいと思います。

しかし、世間というのは、それぞれの人がそれぞれの頭の中で、勝手に「自分の周囲の人、または多くの人は、あることをこんなふうに思っているだろう。」と作りあげたものです。ですから世間なんていうものは、あるようでありませんし、全くもってあいまいなものです。なぜなら、仮に100人の人がいるとして、その100人が全くもって同じ考え方、または感じ方をしているはずはありえません。人は皆、顔つきや体、肌の色、目の色、髪の色が違うように、考え方や感じ方も違うはずです。

にもかかわらず、自分のやりたいことを、自分や周囲の人がそれぞれ勝手に作りあげた世間というもののフィルターに通すと、時に八方塞のごとく、自分を小さな枠に閉じ込めてしまうことになりかねません。それは、明らかに自分を活かすということから遠のいて行ってしまいますね。
肝心なことは、あなたの人生はあなたが創っていかれるということです。誰かに認めてもらうための人生ではなく、あなたが肯定できる人生を、あなたが自ら創り上げることこそが、あなたを生きるということです。

冒頭で申し上げた通り、私たちは逆境の時代を生きています。だからこそ、精神力が鍛えられます。それゆえ、ある意味、この時代を生き抜くことは、ラッキーなことかもしれません。なぜなら、初めから精神力の強い人が存在するのではなく、逆境を乗り越えていく時に精神力が鍛えられ、また乗り越えた後に、以前の自分よりも確実に強い精神力が養われるからです。そしてその自分を信頼して生きていくことが、自分で自分の人生を肯定することに繋がります。ですから、むしろうなぎのぼりで順調だけの時代より、私たちはいい時代を生きているといえるかもしれませんね。

では逆境の中を、這い上がるときに一番必要なことは、なんでしょう?それは柔軟性だと思います。いろんなことにがんじがらめになっていたり、一つの考えだけに固執していたりすると、柔軟性は養われません。

ですから、まず自分が、どんなとらわれや考え方に縛り付けられているのかを知ることが非常に大切です。それには一度、自分のこころを、話すという方法でオープンにしてみることです。
その方法のひとつとして、心理療法(カウンセリング)というものがあります。
まだまだ日本においては、正直申し上げてカウンセリングというものに、偏見や抵抗があるかと思います。しかしそれも、世間という実体のないものからによるもの。

心理療法には、弱ったこころを癒したり、歪みのあるとらえ方で生きにくくなっている部分を変えていくという(認知療法)、いわば治療的側面にも非常に有効に働くものではあります。でも人によっては、自分と向き合う時間をもつことで、自分をよく知り、そして自分の活かし方を見つけ、今までの自分よりもさらに生きやすい自分を創っていくために、カウンセリングを利用される方もみえます。

また疲れた体をほぐすように、常日頃の心配や不安で、弱ったり、疲れた心のメンテナンスとして利用される方も見えます。西側社会では、カウンセリングを受けることを隠したり恥じたりする人は、ほとんどいないと思います。むしろ、自分をオープンにする場所として、積極的に利用する人たちが増えています。
私は、ご相談者が、ご自分の好きなようにカウンセリングを利用されることが、一番望ましいと思っています。もしこのメッセージをご覧になった後、自分のことを話してみたいとお感じになられたら、まずはその感じたことを大切になさってください。なぜなら、それはあなたの心が感じたことだから。こころは、感じる場所です。

時に、あえて考えすぎることをストップしてみましょう。そして自分自身が感じたことに逆らわず、その感じたことにスーッと自然に入っていくこと。それが自分のこころ、すなわち、自分を大切に扱うということに繋がると思います。

では、私からのメッセージ、最後まで読んでくださってありがとうございました。
Today is a gift. Have fun !

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