マスクを外せない子供達が増えている

平常通り、対面セッションを行っていますが
オンラインセッションでのカウンセリングも好評受付中ですので、ぜひご活用ください。

こころの相談室 メンタルケア フォレスト では
こころの悩みや問題を軽減し、
自らをよりよく変化させていくための
サポートをいたします。

また当ルームでは、通常の心理カウンセリングとともに
自分で自分のこころを調える方法(マインドフルネス)
について学んでいただくことにより
誰の中にもある自然治癒力を最大限に引き出すよう
援助しています。

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みなさん、こんにちは。

ずいぶん久しぶりのブログですが、
お陰様で私は元気で毎日を過ごしております。

ところですでにみなさんは
コロナ禍以降、子供のメンタルや体調に不調が生じ
不登校児が増えつつあるというのはご存知だと思いますが

それに加えて最近私が気になっていることは
マスクを外すことが不安で、マスクを外せない子供が増えつつあるということです。

事例を挙げますと

A子さん(中1)は「マスクを外すと、相手に顔の表情を見られてしまうのが怖い」

B君(小5)は「マスクをつけていないと誰かに叱られそうな気がする」

C子さん(小6)「マスクを外すと、何かよくないことが起こりそうな気がする」

D子さん(中2)「マスクをつけていないと非常識だと思われそうだから」

E君(小3)「親がマスクを外すと、悪い子に思われるよと言うから」

F君(小4) 「先生がコロナにかかったら学校中の人に迷惑をかけることになると言ってるから」

G子さん(小2)「直接空気を吸うと、口に中にいっぱいバイ菌が入ってくるから」 etc…

これらは当ルームに来ている子たち数名と、
それ以外にも公園なのでマスクを着用したまま遊んでいた子ども達から
私がインタビューしたものの一部ですが

ほとんどの子どもたちは
「なんでマスクをつけたまま遊んでるの?」と訊くと

「みんなしているから。」「親や先生がつけてないとダメというから。」
ということに類似する答えが多かったように思います。

ちなみにウチの孫娘(中1)に
「学校では体育の授業の時もマスクをつけるように言われてるの?」
と訊ねたら

孫娘「先生が外していいと言われた時だけ外せるけど
でもそう言われても外さない子もけっこういるよ。』

私 「なんで? 熱いし苦しいでしょうに。」

孫娘「うん。でも慣れたし、なんか外す時にちょっと勇気がいるから
まぁいっかと思ってつけてることの方が多いかも。」

hmmmmmmmmm・・・・・・・・・・やはりこの国のお家芸でもある同調圧力ってやつか・・・

しかし私は思うのです。

なんじゃ、この国はー!
新鮮な空気もまともに吸わずして、何がコロナ対策じゃい!

その前に免疫システムの機能が低下してしまうではないか
しかもこのクソ暑い夏に、マスクなどをつけていたら
熱中症にかかる確率も高くなる。

またそもそもに、
体は息苦しい、蒸し暑い、ゆえに非常に不快である感覚を訴えているはずなのに
ウチの孫娘などは、ケロッとした顔をして
「もう慣れたから大丈夫」などという。

これは完全たる感覚鈍麻に陥りつつあるということである。

しかしこのこのことを安易に考えてはいけないと思う。

なぜなら体に生じる不快感をキャッチできなくなるということは
イコール病気になる方向へ向かっているということだからである。

つまり全ての病気は体が教えてくれる不調のサインを
無視し続けることによって引き起こされると言っても過言ではない。

またもう一つの問題は、
周りの人、みんながしていること=正しいという自動思考でもって、
ものごとを選択する心の態度である。

これは教育のあり方を見てもわかる通り
ほとんどの日本人はそのようにブレインウォッシュされている
と私は思っている。

それゆえ国や政府、また学校側からすれば
非常に管理しやすいわけで
一度、それはよくないことだというルールなどを作って
そのように思わせれば、
後は国民達が言われなくてもそのルールから外れたことをしようとする人達を
見張ってくれるわけだから、同調圧力 is the best way ということになる。

実際に多くの人(大人達)はマスクをつけて外に出ることが
あたかも常識人であったり善人であるかのごとく、
この蒸し暑い中、屋外でもご丁寧にマスクをつけて歩いている。

もちろんそれが渋谷のど真ん中にあるスクランブル交差点などのように
蟻の大群のようにたくさんの人が集まっている場所ならいざ知らず

私が住んでいるような人口2万人ぐらいしかいない田舎町で
たまにしか人が歩いていないような道であっても
また木々の葉が生い茂る山道でさえマスクをつけて歩いている人を
よく見かけたりする。

その都度私が思うことは
「いったいあなた方は何から自分を守っているつもりですか?」
ということである。

いずれにしても正しく呼吸することは
身体や精神を健康に保つ上で、とても重要です。

私たちは普段意識ぜずとも当たり前のようにしていることなので
ついついその重要性について忘れがちですが

呼吸とは自分でコントロールできないとされる自律神経の機能と
とても密接な関係にあり

また自律神経は、脈拍、血流、消化、吸収、免疫機能など
体内の環境を整える様々な機能に働きかけるだけではなく
私たちの精神状態とも深い繋がりがあります。

たとえばストレスや不安を感じて緊張しているときは
呼吸は浅く速くなり

反対にリラックスしているときには
深く落ち着いたリズムで呼吸しています。

にもかかわらず
常にマスクしているような状態であれば
当然ながら深い呼吸はできないわけで
したがって精神的に不安的になりやすい状態を
わざわざ作りだしているようなものです。

そこにもってきて子供達は
長い間、感染防止のため不要な外出を控えなければならず
家の中に閉じ込められていたわけですから

その間はやはりどうしてもゲームやスマホに夢中になるわけで
しかしこれがまた成長中の子供の姿勢を悪くする原因となり
強いては呼吸の質を低下させてしまう。

とういうことで私は孫娘に
「運動中、気分が悪くなったら、とっとこ先生にそう言ってマスクを
外しなさい。そしてクラスメートから離れた場所で深呼吸するように。」
と言ってますが

それを言うと、なんだか難しそうな顔をするので、
大丈夫かな〜? なんて思いつつ

しかし
「もしそれが言えないようだったら
この先どんなことも人の指示がないと行動できなかったり
また結果が良くなければ人のせいにするようになる。
だから最終的には自分のことは自分が守るという意識をもつことが大事だよ。」
と言っています。

これが正しいかどうかはわかりませんが
でも少なくとも私はそう思っています。

ということで、もし子供の不調が気になる方が見えましたら
下記に呼吸法で改善する方法を動画にしたものを貼り付けて
おきますので、よろしかったらご参考になさってみてください。

お知らせ
今月25日、26日は旅行のためお休みさせていただきます。
人口20人を満たない小島で潮風に吹かれながら、
新鮮な空気をお腹いっぱい吸い込んでこようと思います。

#不登校 #子供の心の不調 #不安を消す呼吸法 #マスクを外せない子供達