マインドフルネスについて

マインドフルネスとは
マインドフルネスという言葉の意味は
「今ここ、という瞬間に気づき、集中しているこころのあり方」のことをいいます。
またマインドフルネスは、1970年代よりアメリカを中心に科学的・医学的な研究が重ねられ、最も体やこころの健康に効果があると実証された瞑想のひとつです。
そしてマインドフルネス瞑想のルーツは仏教ですが、現在広く行われているマインドフルネス瞑想には宗教色がありません。
マインドフルネスの効果
近年の研究では、、マインドフルネス瞑想を習慣にしていると、ストレスを低減するだではなく、脳の活性化や創造性の発揮、また仕事などのパフォーマンスが上がる効果があるとわかってきました。
また脳科学の分野では、瞑想中は「デフォルト・モード・ネットワーク」が抑えられることが明らかになっています。これは何もしていない時にも働く脳のネットワークで、うつになったり、不安になったりするときは、このネットワークが働き過ぎの状態にあるといわれています。
しかしながらマインドフルネスを実践するようになると、集中力が高まりストレスを感じにくい脳の構造へと変化せていくことができます。
具体的には、ストレスホルモンといわれるコルチゾールの分泌が低下し怒りや恐怖を感じる扁桃体が縮小し脳内で記憶や学習を司る海馬の働きがよくなりまた注意力を高める島(とう)の厚みが増してくるという研究結果が出ています。
マインドフルネス心理療法
当ルームでは
マインドフルネスパーソナルコース(120分)をメニューに加え、
来談者中心療法(傾聴中心)+いくつかあるマインドフルネスをクライアントさんの症状や状態に合わせて、効果的に組み合わせ、導入するようにしています。
- 静座瞑想
- 歩行瞑想
- ボディスキャン瞑想
- マインドフルネスヨガ体操
- 食べる瞑想
- 慈悲の瞑想
- マインドフルネスフリームーブメント瞑想
それによって期待できる身体面の効果としては
- 緊張が緩みリラックスする(血行が促進される)
- 痛みや喘息・過食や抑うつなどの症状が改善する
- 姿勢がよくなることによって病気を防ぐことができる
- 自立神経のバランスを調えることができる
- 身体の感覚に対する気づきが高まることにより無理をしたり、頑張り過ぎたことによって、負担がかかり、不調な状態にある体の部分に気づくことができるようになる
また精神面での効果としては
- 緊張やうつ状態の緩和
- うつの再発予防
- ストレスや不安の軽減
- ストレス耐性の向上
- 集中力・生産性・創造力の向上
- 自己肯定感が強化されることで、自己受容力が高まる。あるがままの自分(自分の欠点・障害・限界)を受け容れることでこころの余裕をもつことができるようになる
- 肉体的あるいは精神的な痛みや、問題に対処する自信がもてるようになる
- 感情をコントロールする力が養われる
- 気づく力が高まることによって、自分の生き辛さとなる思考の歪みに気づき改善していくことができるようになる
マインドフルネストレーナー(MCF認定) 養成講座
1)下記の講座を受けていただいた受講時間が全部で48時間あること
- マインドフルネス体験講座(ゲスト講師の時間は省く)
- マインドフルネスパーソナルコース
- 「蓮の花にっこり講座」
2)またその間、それぞれマインドフルネスを日々実践することによって
- 咀嚼瞑想
- 呼吸法
- ボディスキャン瞑想
- マインドフルネスヨガ瞑想
- 静座瞑想
- 歩行瞑想
上記6つの瞑想法を身につけ、それらを人に教えることができるようになるまで練習します。

3)48時間分受講したら、マインドフルネスを実践してきたことによって自分がどのように変化し成長したについてのレポートを作成し、提出していただきます。
4)マインドフルネス体験講座や蓮の花にっこり講座なので、実際にレクチャーしていただきます。
ご希望の方は、受講時間カードをお渡ししますので、いつでもお申込み下さい。
企業や各団体、また学校や小グループにおける、マインドフルネス瞑想の出張講座も受け付けておりますので、ぜひお問い合わせください。